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韓国の社会運動情報サイト"チャムセサン"が、11日付でフランスの"反資本主義新党"結成に向けての取り組みと革命的共産主義者同盟(LCR-第四インターナショナル・フランス支部)の近年の動向を詳細に報告する記事を掲載している。

韓国同様、右派政権による新自由主義攻撃に直面する左派の重要な動向として、フランスの"反資本主義新党"形成の模索が熱く注目されていることを示している。

以下、翻訳して転載する。

edfg
 
▲ 11月8-9日反資本主義新党の第2回全国委員会が開催された

::::::::::::::::::::::::::::

フランス、反資本主義新党(NPA) 、来年1月に発足へ
社会党を乗り越えようとする左派の新しい実験
ピョン・ヨンピル記者bipana@ jinbo.net/ 2008年11月11日15時25分
http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=50322

フランスの左派の新しい実験は成功することができるだろうか? 革命的共産主義者同盟(LCR)の主導で作られている「反資本主義新党」(NPA 、仮称)が11月8日、 9日の両日第2回全国委員会を持って組織形態、名称などについて議論を行った。党の名称は、まだ議論中である。

革命的共産主義者同盟(LCR)の出身であり、 2007年の大統領選挙で現役郵便配達員の大統領候補として立候補し、 4パーセントを少し超える支持率を獲得したオリビエ・ブザンスノーは9日、反資本主義新党(NPA)の建設について「順調な道を歩んでいる」と評価した。


"幅広い反資本主義の政党の建設が必要だ"

現在進められている反資本主義新党(NPA)は、 2007年5月の大統領選挙後、本格的に議論が開始され、今年1月29日、正式に準備会を発足した。来年2009年1月31日から2月1日に創立総会を控えている。

革命的共産主義者同盟(LCR)は、大統領選直後から、右派のサルコジ政府の労働者の権利への攻撃が激しく行われていることに注目して、伝統的な左派が失敗している状態で"幅広く新しい反資本主義の政党が必要だ"と力説してきた。

革命的共産主義者同盟(LCR)によると、反資本主義新党(NPA)は、現在400以上の地域や部門委員会が構成されており、数万人余りが参加している。革命的共産主義者同盟(LCR)は、約3500人で構成されている。革命的共産主義者同盟(LCR)の組織員の数と、現在の反資本主義新党(NPA)の参加者数を比較すると、 '幅広い反資本主義新党'の必要性について、かなり熱い支持を確認することができる。

革命的共産主義者同盟(LCR)はまた、 2005年の欧州憲法反対闘争、そして2006年の初期雇用法案(CPE)反対闘争を通じて、幅広い支持をもたらした。

革命的共産主義者同盟(LCR)主導の反資本主義新党(NPA)が後押しされる力を持つもう一つの理由は他にもある。過去の大統領選の選挙で、革命的共産主義者同盟(LCR)の候補だったオリビエ・ブザンスノーが一躍'スター'として浮上しており、革命的共産主義者同盟(LCR)は、大統領選で正常に評価された経緯がある。

今年6月、フランスの日刊紙ル・フィガロとLCIテレビが実施した世論調査で、オリビエ・ブザンスノーはパリの現役市長である社会党のベルトラン・ドラノエ(13パーセント)を抜いて17パーセントの支持を受け、右派のニコラサルコジ大統領と拮抗する左派の候補であるという結果を出した。社会党の大統領選候補だったセゴレーヌ・ロワイヤルは、 9パーセントの支持を獲得するにとどまった。

フランス社会党を乗り越える存在として浮上した反資本主義新党(NPA)

反資本主義新党(NPA)は、「選挙政党」としてではなく、活動家たちの組織としての位相を持っており、新自由主義に抵抗する闘争を優先課題としている。特に、社会党に対しては独立した路線をとっている。

反資本主義新党(NPA)は、資本主義体制に反対する左派を幅広く統合し、"21世紀の新しい社会主義、民主主義的な潮流をつくる"ことを目標にしており、反資本主義、国際主義、エコロジー、女性解放をモットーに掲げている。

"社会党は、党代表争いが起こっているなかで、このような流れ(反資本主義新党の登場)をリサーチする作業部会を作っている"とスペインのJose Esther社会運動研究所の研究者とホセ・マリア・ビエント編集委員は分析した。フランスで左派の代表性を持っていた社会党が"急進主義の一角を形成していたが、現在相当の危機感を抱いている"と付け加えた。

また、Jose Esther社会運動研究所の研究者とホセ・マリア編集委員は、"共産党は、右翼に反対する'団結'という名目で社会党と協力しながら、歴史的危機の中におさまっている。緑の党は、新しいエコロジー・ブロックを形成しているが、社会党との戦略的な関係を模索している"と述べ、フランス社会党に取って代わろうとする新しい左派が登場している点に注目した。

革命的共産主義者同盟(LCR)は、反資本主義新党(NPA)の創立総会に先立ち、来年1月29日に解散総会をもって40年以上の歴史を閉じる。革命的共産主義者同盟(LCR)は、一挙に形成される反資本主義新党(NPA)が、革命的共産主義者同盟(LCR)の拡大版ではなく、新しい政党として作られて支持されることを望むことを強調した。

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