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アジア連帯講座のBLOGです
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1月12日の横須賀反基地ツアーに参加したときの報告をしますので参考にご覧下さい。
ATTACの会員の方も大勢参加して盛況でした。1・26を含め、ぜひ横須賀に向けて住民投
票の実施に向けて関心を高めるようなことが出来たらいいなと考えます。

空母「ジョージワシントン」がやってくる8月19日という日は北京オリンピック開催のドサクサを狙って米軍関係者などが選んだ日です。

また洞爺湖サミットに際して、「地球温暖化」とともに、福田はU2ボノ招へいなど「アフリカ支援」ということを強く打ち出しています。5月のアフリカ開発会議(横浜)が無批判にODA拡大、自衛隊派遣につながらないよう、小さくても何か取り組めないかとも思いました。

 
アフリカPKO施設に自衛隊教官派遣
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20080110010003712.asp

 1月12日、グローバルアクションの横須賀反基地ツアーが終了した。  
冷たい小雨がぱらつく中、安針塚駅に集合した参加者25人は坂を上ったところにある安針台公園を目指した。この公園からほぼ真下に海上自衛隊の建物、戦艦群が見渡せる。火災を起こしたばかりの護衛艦しらねの姿もある。遠くには米国海軍基地が控え、原子力空母入港のために泥をさらう(しゅんせつ)作業船の光景が望める。    
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 案内を引き受けてくれた木元茂夫さんによれば、朝鮮半島をにらんだ日米のイージス艦は動くミサイル基地、遠くに見えるキティーホークなど空母は動く航空基地だという。背筋が寒くなる話の連続だが、初めて横須賀に来る人が多かったので、こんな間近に基地の全貌が見渡せるのかという驚き、興奮を隠さない人の熱気が目立ったのも当然だ。    

この公園でのエピソードとして、横須賀署の警官が一行に職務質問をしてきた出来事がある。その2人は「不審ですね、この雨の中を」「代表者は名前のわかるものぁ・・示してください」と威嚇的に近づいてきたのだった。こちらで名前は出すはずがない、代表者などいないと応対しても、「重要警戒区域なので投石の恐れもある」「目的、団体などを報告しなければいけない」と彼らは食い下がった。参加者は「税金の使い道を知りたいから見に来ているの」「警察には不信感持っている」と強く抗議したので、警官は引き上げていった。実際、神奈川県警は常に「不祥事」続きなのだ。    

強くなる雨と寒さのため、より高台である塚山公園をあきらめ、JR・田浦駅に向かう。歩いて20分ほどの距離だが、爆弾を製造した洞窟のあと、海軍工廠の建屋を払い下げた民間会社の工場、弾薬庫ゲートなどを案内してもらった。人気がないせいか、かつての軍都横須賀が亡霊のようによみがえってきそうで不気味としか言いようがない。    

会場を京急・汐入駅近くのサポートセンターに移し、昼食の後、ビデオを見ながら木元さんの解説を聞く。木元さんの作ったビデオは、軍隊、戦争をあらゆる側面から映し出そうとして、相当な基地、史跡、資料、集会を普段から取材しているため、見ごたえのあるものになっている。参押・・者の自己紹介、質疑応答などで座間米軍司令部導入に抗議する活動、厚木基地の監視活動なども紹介された。    

横須賀では4万以上の署名を集めながら議会で却下された住民投票条例の制定を目指した運動が再び始まろうとしている。米軍が8月に予定する原子力空母「ジョージ・ワシントン」の配備が迫っているが、この運動の行方が私の生活にとって大きな鍵を握っていることを理解した。  グローバリゼーションの中で、アメリカのもとに日本、韓国などを含めた極東の即応体制が、融通無碍に展開されようとしていることをひとつひとつ痛感した1日だった。

(K)

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